現在只差加橋一個。
俳優の岸部四郎(62)が22日、都内で行われた映画『ホーボー・ウィズ・ショットガン』のトークイベントに車椅子で出席した。「足の筋力の衰え」が理由といい、普段は自力で歩けるものの「今、足の状態が悪いんですよ。スタスタ歩ける時もあるけど、今日はね…」など弱音発言を連発。かつて在籍したザ・タイガースの復活報道にも触れ「沢田(研二)さんが熱心に進めてる。もしかしたら、実現するかも。そうしたら、僕がまず元気にならないとね」と期待感をあおった。
【アップショット】ショットガン片手に作品をPR
伝説のグループサウンズ、ザ・タイガースといえば、今年9月に沢田の全国ツアー初日公演で、メンバーだった岸部一徳、瞳みのる、森本太郎が駆けつける“復活劇”が注目されたばかり。岸部は、来年1月24日(火)に東京・日本武道館で開催される沢田のツアー最終公演に声をかけられていることを明かし「『四郎を出す』と言ってるから、どうしようかなって思ってる。それまでには歩きたいね」と語った。
車椅子に乗っての登場で会場を驚かせた岸部は「どうもね、足が動かなくて困ってるんですよ。原因がわからなくて困ってる」とポツリ。2003年に患った脳梗塞の後遺症で視野狭窄(しやきょうさく)になり、歩くのが面倒になったことが原因で筋力が低下してからは、一人で歩くのが大変な作業になったという。
半年ぶりの公の場だったが、岸部のボヤキ節は止まらず「結婚を考えてるんだけど、お金がない。理想は26歳くらい(の女性)だけど、惚れてもらうことはない。要はお金がないからね」。過去の自己破産ネタを自虐的に語り「今日はギャラがあるのか心配」とつぶやいていた。
初老のホーボー(ルトガー・ハウアー)が、犯罪組織のボス・ドレイクが牛耳る暴力と混沌に支配された街に降り立ち、悪に立ち向かうべくショットガンを打ちまくるというバイオレンスアクション作『ホーボー・ウィズ・ショットガン』は、11月26日(土)より公開。
岸部四郎、車椅子で半年ぶりに登場「元気にならないと」
(岸部四郎半年來首次坐輪椅現身公開場合,精神麻麻)
[映画.com ニュース] タレントで俳優の岸部四郎が11月22日、映画「ホーボー・ウィズ・ショットガン」の試写会にトークゲストとして出席。およそ半年ぶりの公の場で自らの近況について報告した。夏ごろにBS11で放送中のトークバラエティ「本番前@控室」の収録に参加して以来の仕事だという岸部は、以前より痩せ細った姿で「足が動かなくて……」と車いすで登場。岸部のマネージャーによると、10年ほど前に患った脳梗塞の後遺症で視野狭さくとなり、歩くのに時間を要するため、今回は車いすを使用しただけで、普段は歩いているという。
具体的に病気を患っているわけではないというが、当人はかなり弱気で「いまはほとんど無職」「仕事に億劫になってしまい、『できないんじゃないか?』という予期不安に襲われる」とポツリポツリと明かした。最近は訪問介護を受けたり、トレーナーを招いてリハビリのための筋トレを自宅で行う日々だそう。「(老人たちの憩いの場である)デイサロンに行くこともあるけど、相手は年配の方ばかりで話題も合わないから……。早く元気にならないといけない」と自らに語りかけるように言葉をつないだ。
2007年には再婚した妻を亡くしている岸部だが、最近、芸能界でも“年の差婚”が話題となっていることもあり、司会者から再々婚は? という質問も。「考えてはいるけどお金がないからね。加藤茶とかマチャアキ(堺正章)はお金があるから」と言いつつ「理想は26歳くらい」と語り笑いを誘っていた。
岸部も元メンバーで、沢田研二や実兄の岸部一徳を中心にかつて一世を風靡したグループサウンズの「ザ・タイガース」復活に向けた動きも活発化している。現在、沢田は全国ツアー中で、瞳みのる、森本太郎、岸部一徳らかつてのメンバーもツアーに参加しており、岸部はリハーサルの見学に訪れ、そこで沢田と「35年ぶりくらい」(岸部)となる再会を果たしたという。「来年の1月24日がジュリー(沢田)のショーの最終日で、ジュリーは『それにシローを出す』って言ってるからどう出るかな……。まず第一に元気にならないといけない」と意欲をのぞかせていた。
映画はフェイク予告編コンテストに出品された作品を基に「ブレードランナー」などで知られるルトガー・ハウアーを主演に迎えて製作。街から街へとさすらう初老のホーボー(流れ者・放浪者)が、立ち寄ったある街にはびこる悪をことごとく退治すべく、ショットガンを手に暴れまくるさまを描く。
芸能界を放浪する“ジャパニーズ・ホーボー”としてゲストに呼ばれた岸部は、映画について「ショットガンを撃つとこが面白かった」とざっくりしたコメントを連発し、客席は笑いに包まれた。
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