2011年10月13日

加瀬邦彦的"時代の証言"


今年は僕がプロになって50年、ワイルドワンズ結成45年の節目です。70歳の古希を迎えましたが、45周年を記念して全国45か所のツアーを続けています。

 5年前の65歳の時には初めて日本武道館でコンサートを開きました。日本人としては最年長記録だったそうです。

 〈ワイルドワンズはビートルズが来日した翌月の1966年7月、加瀬邦彦、鳥塚しげき、植田芳暁、島英二の4人で結成。デビュー曲の「想い出の渚」でいきなりヒットチャート1位に躍り出た。同じ頃、タイガース、テンプターズなどの人気グループが次々と登場し、GSブームの幕が開けた〉

 振り返ればブームの頂点は68年の夏頃でしたね。

 当時、東京の元麻布の僕の家に島、植田も一緒に住んでいました。夏休みの時期は家を訪れてくるファンが多くて大変でした。毎晩12時になると警察から電話があり、家の周りの女の子の数を聞く。その後、バスやマイクロバスでファンを補導して行った。何回も家出してきた、両親がいないという子を、おふくろがお手伝いさんとして雇ったこともありました。

 留守中に窓から入り込み、掃除や洗濯をしていた女の子たちもいた。ベッドには僕たちの名前を書いた下着が残してありました。

 仲の良かったタイガースのジュリー(沢田研二)、それに植田、島の4人で静岡の伊東で船遊びした時のこと。戻ろうとしたら、警官が「ファンが集まりすぎて危険だ。別の港へ回れ」と叫んでいる。戻ったホテルにも車が通れないほどファンがいた。僕らが演奏するという噂が流れたらしいんです。

 仕方ないから、ホテルのハワイアンバンドの楽器を借り、鳥塚抜きのワイルドワンズにジュリーが加わって「想い出の渚」など2曲だけ歌って東京に逃げ帰りました。2泊の予定の休日は台無しでしたね。

 日本の音楽シーンであれほど多くの若者が熱狂した時代はなかったと思います。

 (この連載は、月~木曜日と土曜日に掲載します)

見識了60年代日本歌迷的厲害!

加瀨說當時他家在東京元麻布,而Wild Ones的植田也同住,放暑假時,去佢屋企守候的女仔多不勝數,每晚12點警察都會打電話話佢知有幾多女仔仲喺度。後來離譜到一車車導遊團咁黎都有。佢父母有試過請d出走過n次既細路幫忙做下野咁。有d女仔會爬窗入屋同佢打掃洗衫,又喺佢地d床上留下寫左佢地名字的底褲!  這直情係性搔擾啦!

一次,加瀨、植田、島同當時好friend 既Julie 四人去靜岡伊東船河,回程時警方話因為太多fans 聚喺碼頭等怕有危險,要他們改喺第二個地方上岸。返酒店時連車都通不過,原來有傳聞話佢地會為fans獻唱。結果,佢地要同酒店借用隊夏威夷band既樂器,無左鳥塚卻加上了Julie,演唱了「想い出の渚」等兩首歌先甩到身,原定兩晚的假期泡湯了

唔怪得Julie 要同歌迷保持距離,比我都會咁做。不過,經得時間考驗同被Julie教育過既fans如我地,都會好規矩既,Julie 實在可以放心親近!

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