2011年9月27日

ジュリー、体形が…「人生90年」現役シニアにエール

ジュリー、体形が…「人生90年」現役シニアにエール

このところ、シニアタレントの話題というと、年齢差のある女性との再婚話がお決まりのようになっている。

 おめでたいことはいいのだが、芸能人である以上、仕事で健在ぶりをアピールしてほしい。

 その筆頭が沢田研二。60年代後半のGSブームで頂点を極めていたザ・タイガースのジュリーこと沢田研二は、その端正で美しい顔立ちで10代の少女を中心に、20~30代の女性の熱狂的な人気を博した。

 そんな沢田も63歳。年に1枚のペースで新曲を発表し、毎年、コンサートツアーで全国を回る。

 今年も、9月から全国31カ所をツアーしているが、チケットは一部都市を除き、ほぼ売り切れ状態という人気ぶり。

 今年は特に、1971年の解散以来初めてステージに上がるという、ピーこと瞳みのるがドラムで参加。ギターのタローこと森本太郎、ベースのサリーこと今や怪優として名高い岸部一徳も同じステージに立つ。

 瞳は私立高校の教師として長く教鞭を取り、どんな誘いがあっても芸能界に戻ってこなかっただけに、ファンには待望のステージと言える。

 それにしても沢田は若い頃に比べてかなり体格がいい。妻の田中裕子ともども酒を嗜むということもあるのだろうが、もう少し、ビジュアル面にも気を配ってはどうか。

 沢田は昨年、“音楽で日本を元気に”をテーマにGSの先輩であるワイルドワンズとコラボしたアルバムを発売。アラカン世代の歌う極上のポップスとして話題になったが、そのワイルドワンズもまた、毎年コンサートツアーを行っている。

 リーダーの加瀬邦彦を中心に鳥塚しげき、植田芳暁、島英一の4人それぞれが、ワイルドワンズの他に活躍の場を持っているのが、彼らの特徴。

 若い頃のように一筋でないことが、かえって肩の力を抜いているようで自然体に見えるのは、年齢の積み重ねからくる落ち着きのせいだろうか。

 中でも加瀬邦彦は、沢田研二のプロデューサーでもあり、加山雄三&ハイパーランチャーズのプロデューサーでもある。

 加山雄三は彼らよりもうひと世代上の74歳。歌声も風貌も年齢を全く感じさせず、むしろ円熟味の増した声で、歌に安定感を加える。

 加山と同世代なのがミッキー・カーチス。

 戦後、ロカビリー歌手として一世を風靡し、俳優、タレントとしても活躍しながら音楽プロデューサーに転身、矢沢永吉のいたキャロルを担当。

 また役者としても、存在感のある役どころで起用されることが多いが、来年公開の映画『ロボジー』の主演をオーディションで勝ち取り、子どものころ憧れていた名前の五十嵐信次郎で73歳の新人俳優として主演している。

 頑固じいさんと二足歩行のロボットのふれあいを描いたコメディー映画だが、誰よりもミッキー・カーチス本人が映画を楽しんだようだ。

 彼はさらに、落語家の立川談志と出会い、落語家ミッキー亭カーチスとして高座に上がることもある。

 人生90年時代。まだまだ第1線で活躍するシニアたちにエールを送りたい。

 ■酒井政利(さかい・まさとし)和歌山県生まれ。立教大学卒業後、日本コロムビアを経てCBS・ソニーレコード(現、ソニー・ミュージックエンタテインメント)へ。プロデューサー生活50年で、ジャニーズ系・南沙織・郷ひろみ・山口百恵・キャンディーズ・矢沢永吉ら300人余をプロデュースし、売上累計約3500億円。「愛と死をみつめて」、「魅せられて」で2度の日本レコード大賞を受賞した。2005年度、音楽業界初の文化庁長官表彰受賞。

這篇都是一般的小品文,說日本近期上年紀但仍然活躍、身體情況大好的藝人大有人在,而JULIE 當然是表表者,63歲仍然每年有新歌及全國巡演,去年同WILDONES、今年同三虎合作,極受歡迎! 再說還有加瀨邦彥、加山雄三等人... [人生90年] 又有何難?

沒有留言:

發佈留言